いつものメイクを少しの工夫でより楽しく。
毎日の気持ちをアップさせるメイク術。
今回は春を感じるメイクを動画でご紹介します。暖かくなるこの時期に気分が上がるナチュラルメイクをプロのメイクアップアーティスト髙取 篤史さんに教わりました。ナチュラルメイクの中にも華やかさを感じさせる絶妙なバランスがプロならではのポイントです。
Hair & make up artist髙取 篤史
CM、雑誌ほか、女優、タレント、アスリートなどから幅広く支持され、素材の持ち味を活かし、 男女共に魅力を最大限に引き出すナチュラルメイクを得意とし、まるで素肌の様な自然なツヤ肌は各方面からとても定評がある。
使用アイテム
- GIVENCHY/プリズム・ブラッシュNo.1 パッション(チーク カラー)
- MAC/スタジオフィックス パウダー プラス ファンデーションNC42
- ディオール/アディクト リップ マキシマイザー012 ローズウッド(リップグロス)
- ナチュラグラッセ/リキッド ルージュ02 ピンクベージュ(口紅)
- COCUU/メロウドロップ(ヘアオイル)
メイクのポイント
①シェーディングを入れる
肌よりも少し暗い色(オレンジ・ブラウン寄り)で、骨格を意識して頬骨がくぼむ箇所にシェーディングを入れていく。シェーディングの目的は頬の一番高いところと低いところのメリハリ。チークをしたい部分にかぶるくらいが良いので、少し明るいところでやるのがおすすめ。
②チークの色選び
チークの色は肌のトーンで選ぶのがポイント。色白の人はピンク系。暗めの肌の方はコーラル系の色味がおすすめ。
③チークをのせる位置
頬骨の一番高いところより、頬骨の横、少し凹んでいる部分にチークをのせていくことで、小顔効果が。逆にチークをのせる位置を下げてしまうと同時に顔の印象も下がってしまい、下膨れのようになるので要注意。
④リップの描き方
まずは輪郭を整えるために唇と肌の境目をなじませる。上唇が少し薄い人は唇に対して少しオーバー目に描いてあげることで口の位置が上がり、鼻との距離が短く見え、より立体的な印象に。さらに少し丸みを意識してあげると唇に厚みと幅が出て、より印象深い唇になる。
(使用アイテム:ナチュラグラッセ/リキッド ルージュ)
⑤ティッシュオフする
より自然に唇に馴染んだ色味にするために、ティッシュオフは忘れずに。
⑥リップの仕上げ
仕上げに上下の唇の中心だけに艶っぽい色をのせてあげるとより前へと立体的に見えてきて、顔全体も艶が入ることで明るくなる印象に。
(使用アイテム:ディオール/アディクト リップ マキシマイザー)
⑦ヘアはオイルで仕上げる
全体的にオイルを馴染ませてあげてオシャレ感がアップ。一回で大量に根元からつけるというより、毛先から数回に分けてつけてあげたほうが失敗しにくい。
生え際の産毛にもオイルでウェットに束感を。これだけで顔まわりにウェット感を出せて、こなれた感じを演出。
⑧顔まわりに束感をつくる
耳周りを束にすることであか抜けた印象に。ドライな質感より、ウェットにしてあげると髪に動きを出せ、顔全体の輪郭も調整しやすく、明るい印象が出しやすいのでポイント。