鍼灸院の開業を成功に導く内装工事やデザインのポイントは?制服・ユニフォーム選びも重要
鍼灸院には、体の辛い症状をなんとかしたいと思う患者さんたちが訪れます。とくに初めて鍼灸を受ける方は、「ハリを打つのが怖い」「本当に良くなるのだろうか?」と不安に感じる方もいるでしょう。
患者さんの不安を減らすためには施術方法のほか、内装やユニフォームにこだわることも大切です。この記事では、鍼灸院を成功に導くためのポイントをご紹介しています。
鍼灸院開業における内装工事のチェックポイント
鍼灸院の内装工事では法律に定められた範囲で、スタッフや患者さんの動きやすい内装を考えることが大切です。どんな時に使うのか、患者さんにどんな気持ちになって欲しいのかを考慮し、内装に反映させると良いでしょう。ここでは、内装工事をするうえで確認しておくべきポイントを紹介します。
構造設備基準を確認する
クリニックや治療院の内装を考える際には、構造性設備基準を確認する必要があります。構造設置基準とは、保健所や自治体が定めている構造や内装に関する基準のことです。この基準を満たしていないと内装工事はもちろん、開業することもできません。設備基準の例としては、以下のようなものが挙げられます。
- 6.6平方メートル以上の施術専用部屋があること
- 3.3平方メートル以上の待合室あること
- 施術所が住居や他店舗から構造的に独立していること
- 器具や手指の消毒設備を設けること
- 消防防火措置が取られていること
上記は一例となりますが、実際にはこれ以上に多く複雑な基準が定められています。ひとりですべてを満たす内装を設計するのは困難なため、工事の際には専門知識のある業者に依頼するのがおすすめです。
構造設備基準の内容は、所属する都道府県や保健所によって異なるため、確認の際には、各自治体の公式サイトを閲覧すると良いでしょう。
作業内容をイメージしながらレイアウトを考える
設計時にゼロから配置を考えるのは大変な作業です。内装工事を計画する際、ある程度のレイアウトを決めておくと良いでしょう。院内の各スペースでは、必要となるものが異なるため、どこでどのような作業をするのかを明確にしたうえでレイアウトを考えます。
たとえば、受付であればパソコンを使うことが想定されます。パソコンを置く場所や、コンセントの必要数を確認しておきましょう。受付では患者さんから個人情報が見えないような高さの受付台を設計したり、書類の収納場所を考えたりする必要もあります。業務のしやすさとプライバシーの保護、両方に着目したレイアウトが必要です。
居抜き物件で鍼灸院を開業しようとする場合は、院内に段差が存在することがあります。待合室から施術室までの導線に段差があると、患者さんの怪我にもつながりかねません。開業後の作業工程や患者さんの動きを想像しながらレイアウトを考えると良いでしょう。
鍼灸院の開業における内装デザインのポイント
患者さんに受け入れてもらえる鍼灸院にするためには、不安な患者さんに安心して過ごしてもらえる内装を考える必要があります。あたたかみの感じられる雰囲気を意識したデザインにすると良いでしょう。ターゲットとする患者さんに合ったインテリアデザインやカラーを選ぶのもおすすめです。
リラックスしやすい色でコーディネートする
内装のカラーは、鍼灸院のイメージを大きく左右する大切な要素です。見た目から安心感を与えるためには、柔らかな色で居心地の良い空間を作るのがおすすめです。とくに自然を連想させるアースカラーは、患者さんに安心感を与えてくれるでしょう。
アースカラーとは、大地や植物などの自然物をイメージさせるカラーのことです。心が落ち着く色とされており、ブラウンやグリーン、ベージュなどを指します。アースカラーをインテリアに取り入れることで、患者さんの居心地の良さにつながるでしょう。
やわらかい色ばかりで物足りない方は、アクセントとしてインテリアやユニフォームに濃い色を取り入れてみてはいかがでしょうか。マスタードやレンガ色など、空間にメリハリを与える色を採用すれば、おしゃれで個性の光る鍼灸院になるでしょう。
あたたかみのあるインテリアを意識する
カラーコーディネートにアースカラーを用いるのと同様、木目調の家具や雑貨を取り入れて、ナチュラルな雰囲気を演出することでも安心感を与えられます。観葉植物を配置してみるのも良いでしょう。
什器も角のあるデザインより、丸みのあるものの方が空間にあたたかみを与えられます。蛍光灯も白ばかりではなく、温かみのあるオレンジの照明を選ぶと良いでしょう。また患者さんがとくに緊張するであろう施術室には、柔らかな光を放つ間接照明を取り入れても、安心感をプラスできます。
どのような患者さんをターゲットにするかによってもインテリアの選び方は変わります。
お年寄りの方に来院してほしいのか、働き盛りの方に来院してほしいのか。自院のコンセプトを固めたうえで、ターゲットに合わせたあたたかみのあるインテリアを選ぶようにします。
鍼灸院を開業するときは内装だけでなくユニフォーム選びも重要
患者さんに選んでもらえる鍼灸院にするためには、内装だけではなく、ユニフォーム選びも重要です。こだわって選ばれたユニフォームはスタッフのモチベーションアップにもつながります。内装デザインやカラーとの相性を考えてユニフォームを選び、統一感を出すことも可能です。
たとえば、柔らかいベージュやクリーム色の内装を選んだ場合、同じく温かみのあるくすみカラーのユニフォームを選べば患者さんにリラックス感を与えられます。清潔でおしゃれなユニフォームを着用することで、鍼灸院の印象が良くなる効果も期待できます。
鍼灸院の開業を成功に導く上質なユニフォームならクラシコ
多くの医療従事者から支持されている医療アパレルブランド「クラシコ」では、鍼灸院のイメージアップにつながる上質のユニフォームを多数取り扱っています。
カラーバリエーションも豊富に取り揃えており、内装と相性の良いユニフォームがきっと見つかるでしょう。
クラシコではチームワークがアップするようなロゴ刺繍や院での一括購入も受け付けています。実店舗では、さまざまなユニフォームのなかから、鍼灸院のイメージに合った1着をお選びいたします。専門のスタッフが相談に乗りますので、ユニフォームにお悩みの際、ぜひクラシコにご相談ください。
鍼灸院の開業を成功に導くためには、患者さんをリラックスさせ、信頼してもらう必要があります。クラシコのスクラブはどんな内装とも相性が良く、スタッフ同士の一体感を生み出すことが可能です。ここではとくに鍼灸院の開業におすすめのスクラブを紹介します。
スクラブトップス・TRO
スクラブトップス・TROは軽やかで着心地が自慢の上品なスクラブです。トロピカルウール調の素材が肌触り良く、いつでも快適な勤務を応援してくれます。シワになりにくい素材でできているため、ノンアイロンでもきちんとしたたたずまいを演出してくれます。
スクラブトップス・TROは、カラーバリエーションも豊富に取り揃えています。とくに2024年に追加されたホリゾンブルーとピンクベージュは落ち着いたなかにも柔らかさを感じさせるカラーとなっています。
メンズは抜け感のある太めの切り替え襟に、レディースは首周りを美しく演出するキーネックを採用しています。
レディース:スクラブトップス・TROの商品ページはこちら
合わせて着るならこのパンツがおすすめ
メンズ:スクラブパンツ・TROの商品ページはこちらレディース:スクラブパンツ・TROの商品ページはこちら
デオストレッチスクラブトップス
デオストレッチスクラブトップス、はロングセラーのデオスクラブをさらに進化させたアイテムです。消臭持続性をアップさせることで、いつでもより爽やかな着用が可能となっています。スッキリとした仕立てのシルエットは、着る人本来の美しさを引き出してくれるでしょう。
カラーは発色の美しさを生かした4色で展開しています。デオストレッチスクラブトップスの落ち着いた色味と洗練されたデザインは患者さんに安心感を与えられるでしょう。
メンズは胸ポケットをダブルポケット仕様に、レディースは左右の腰ポケットにコインポケットを施して、実用的に着用できるスクラブとなっています。
レディース:デオストレッチスクラブトップスの商品ページはこちら
合わせて着るならこのパンツがおすすめ
メンズ:デオストレッチスクラブパンツの商品ページはこちらレディース:デオストレッチスクラブパンツの商品ページはこちら
鍼灸院の開業時はこだわりの内装とユニフォームでブランディングを
鍼灸院の内装を考える際には、構造設備基準や業務に必要な工程などあらかじめ確認しておくと、スムーズに進みます。そのうえでスタッフの導線や患者さんからの見え方を考えることが大切です。
患者さんからは、スタッフの動きがよく見えるもの。鍼灸院の経営を成功させるには、スタッフの着用しているユニフォームの与える影響も考えておくと良いでしょう。クラシコの上質のユニフォームを導入することで、患者さんがリラックスしやすい雰囲気を作ることが可能です。ぜひこの記事を参考に、内装と統一感のあるユニフォームを選んでみてはいかがでしょうか。
▶︎メンズ白衣:商品一覧はこちら
▶︎レディース白衣:商品一覧はこちら
▶︎メンズスクラブ:商品一覧はこちら
▶︎レディーススクラブ:商品一覧はこちら
▶︎ナース服・ナースウェア:商品一覧はこちら
▶︎メンズケーシー白衣:商品一覧はこちら
ABOUT Classico クラシコについて
「なぜかっこいい白衣がないのか?」私たちクラシコは、医師の一言から白衣づくりを始めました。2008年の創業以来、いつもきれいで気持ち良く仕事ができる、そんな医療ウェア作りを目指してきました。スタイリッシュでお洒落なシルエットの白衣、そして着る人の気持ちを幸せにし、自信を溢れさせ、ときには気持ちを引き締め、患者さんや医療従事者のまわりの人たちに良い印象を与える白衣を目指して医療ウェアを作り続けています。
医師が一度は着てみたい白衣ランキング1位に選ばれ、白衣をはじめ、スクラブ・ケーシー・ナース服・聴診器や、医療チームの一体感を高めるチーム白衣・病院ロゴ刺繍なども承っています。
クラシコとは
おしゃれ白衣のクラシコ 公式通販サイト
クラシコ店舗のご案内はこちら
あわせて読みたい関連情報
クリニックの効果的な集客方法とは?成功させるポイントや事例を紹介
クリニック開業時のコンサルタントの選び方。ブランディングの重要性も解説
スタッフの好みを尊重しても統一感が実現。クリニックの制服の選び方