動画あり【看護師】プロの技でマスクメイクをナチュラルかつ健康的に!
医療現場では、マスクの着用をすることが多くなっています。マスクをつけると顔の血色が出にくいため、顔色が悪く見えてしまう場合があります。そのため、マスクをしたときの外見やメイクに自信がないという方も多いでしょう。
プロのコツを取り入れると、医療現場で好感をもたれやすい健やかなナチュラルメイクを実現できます。マスクをしていても綺麗な姿でいられると、気持ちも明るくなり働くモチベーションが上がるでしょう。
今回は、マスクメイクに取り入れられるコツを、プロのヘアメイクアップアーティスト、髙取篤史さんに教えてもらいます。
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マスクをしていても綺麗に見えるメイクとは?
医療現場では、マスクを使用する頻度が高くなっています。マスクをつけると頬の部分が隠れてしまうため、メイクで血色を出したい部分が隠れてしまい、顔色が悪く見えてしまうことがあるのです。
マスクメイクでは、血色感を出して健康的でナチュラルなメイクをするのがポイント。
ベースメイクの段階ではマスクをせずにしっかり整え、パーツメイクに入ってからマスクを着用して仕上げていきましょう。
ベースメイクの手順とポイント
マスクメイクでも、ベース作りからスタートします。マスクで血色を出したい部分が隠れてしまうので、下地の段階から血色を意識して仕込んでいくのがポイントです。
ピンク色の下地で血色を整える
まずはコントロールカラーとして、ファンデーションを塗る前にピンク色の下地を仕込んでおきましょう。微妙に肌のトーンがほんのり変わることで、血色がよく見えやすくなります。
肌の白い人はピンク、肌のくすみが強い人はパープル、赤みが気になる人はイエローまたはグリーン、茶クマが気になる人はオレンジの下地がおすすめです。
ファンデーションを薄くのせる
クリームタイプのファンデーションに少しスティックタイプのファンデーションを混ぜて使います。肌のタイプや皮脂の量などに合わせて各自でブレンドし、調整するのがおすすめです。
手に取ったファンデーションを手の上で薄く伸ばし、スポンジで拾って薄く重ねていきます。くすみやクマが気になる目元や赤みが気になる鼻の周りなど、気になる部分からのせていくと厚塗りを防げます。
顔の中心部から目の周り、口の周りを意識して順番に塗っていきましょう。中心部から徐々に外側に広げていくと、極端なカラーの差が出にくくなります。茶クマなどが気になる場合は、下地であらかじめ色を補整しておくのがポイントです。トーンアップしておくと、後に施すアイメイクがより一層映えるでしょう。
ファンデーションの上にパウダーをのせていく
マスクをすると、摩擦によってメイクが落ちやすくなってしまいます。そこで、マスクが当たる部分には色のついていないパウダーをしっかりのせておくと、マスク崩れを防げるでしょう。
微細パールが含まれたルースパウダーによって、自然な艶を出したりトーンアップさせたりすることができます。アイメイクの際にもパウダーがついているとのりやすく崩れにくいため、眉毛の隙間などもパウダーをのせておきましょう。
ベースメイクの使用アイテム例
- クレ・ド・ポー ボーテ/タンクレームエクラ オークル10(クリームタイプファンデーション)
- エレガンス/モデリングカラーアップベース UV PK110(肌色修正メイクアップベース)
- ナチュラグラッセ/コレクティングスティック 03ライトカラー(部分用フェイスカラー)
- ナチュラグラッセ/ルーセントパウダー 01ルーセントベージュ(フェイスパウダー)
アイブロウの手順とポイント
マスクメイクでは、リップやチークといった血色を表しやすいパーツが隠れてしまうため、目元が重要です。眉マスカラを使って眉に赤みを出していくのが、アイブロウのポイントです。
ブラシで梳かして余分な粉や皮脂を取り除く
眉毛を書く前に、ブラッシングして油分やパウダーなど余分なものを取り除いておきましょう。
眉毛を書いていく
目力を少し強めに出すために、眉頭を書き足して眉の距離を縮めます。眉で顔の印象を引き締めることでアイメイクを強くしすぎなくて済み、ナチュラルなメイクに仕上がるでしょう。
眉マスカラで後ほど明るい印象にするため、アイブロウ自体はあまり明るくしすぎないのがおすすめです。髪の毛の色にある程度合わせて、バランスを見ながら決めるとまとまりやすいでしょう。
目の上の骨に沿って眉毛を描いていくとより骨格に合ったバランスのよい眉毛のフォルムになります。
眉マスカラで毛並みを整えながら色をのせていく
眉マスカラで毛の流れを整え、色をのせていきます。スクリューブラシを使って毛流れに逆らって根元の方からつけていくと、黒い毛が残りにくくなります。
眉毛を梳かしながら、マスカラを付け過ぎている部分を取り除きましょう。眉頭は上か内側に向けて梳かすと整えやすくなります。眉尻を少し上げると、目元の印象が引きあがりやすいでしょう。
アイブロウの使用アイテム例
- インテグレート/ニュアンスアイブローマスカラ BR671(アイブロー)
- ナチュラグラッセ/アイブロウパウダー 02 ミディアムブラウン
アイメイクの手順とポイント
マスクをしていると艶っぽさが隠れてしまうため、代わりに目の中でツヤ感を表現するのがポイントです。眉を赤めの色でつくっているので、アイラインで引き締めていきます。
パールの入ったアイシャドウで肌のツヤ感を表現する
少し細かいパールが入ったシャンパンゴールド系のアイシャドウを鼻筋の脇に入れていきます。さりげなく光るくらいがちょうどよく、ハイライトが入ることで鼻筋が高く見えるでしょう。少し大きめの柔らかい筆をつかうと、ムラになりにくく馴染ませやすくなります。
目頭の下と目じりの外側にも少しハイライトを入れると、横のラインができて全体的にツヤ感が出ます。マスクメイクでは、顔の中心だけではなく、外側にも光る部分があると自然なツヤ感を演出できるでしょう。
色味のあるアイシャドウをのせていく
赤みのあるアイシャドウを目の上にのせます。マスクメイクではチークが見えない分、アイホールにかかるくらい広めに入れるのがコツです。肌色が明るい人は、くすんだピンクなどを使うと優しい血色感になります。
健康的な肌色の人は、目元をトーンアップさせてから色をのせていくと効果的です。肌色に合わせて色のチョイスを変えてみましょう。
そして同じ色を目の下にも細めにのせていきます。色によってはくすみに見えたり、パール感が強すぎると悪目立ちしたりしてしまうので、注意が必要です。派手になりすぎず優しい目元になるように意識しましょう。
アイラインを引いて引き締める
ダークブラウンのリキッドアイライナーを使って、まつ毛の根元を埋めていくようにアイラインを入れていきます。アイシャドウが優しい色味なので、アイラインがきちんと埋まっていると引き締まります。
アイラインが黒いと強くなり過ぎることもあるので注意しましょう。また、目尻を長めにひくと目の幅が大きく見えます。
きらきら光るパールとマスカラで立体感をプラス
ハイライトに使ったものより少し粗目のパールを黒目の上あたりにのせ、立体感とメリハリを出します。やや赤みのあるバーガンディ系の色のマスカラをのせると、血色感を出しやすくなります。
アイメイクの使用アイテム例
- SUQQU/トーン タッチアイズ 12 秋蛍 -AKIHOTARU(アイシャドウ)
- BOBBI BROWN/リュクス イルミネイティング パウダー ゴールデンアワー(フェイスパウダー)
- セルヴォーク/ヴァランタリー アイズ 30 シトロンピンク(アイシャドウ)
- Love Liner/リキッドアイライナーR3 ダークブラウン
- メイベリン/スナップスカラ 07 ダークチェリー(マスカラ)
リップの手順とポイント
マスクメイクでリップを塗る場合は、ベタつかないサラッとした質感を目指しましょう。
補整効果のあるリップで仕上げ
マットに仕上がるリップを筆で塗っていきます。くすみをカバーしたり色味を補充したりするため、唇の補整効果があるリップを使用するのがおすすめです。
セミマットな質感でサラッとしたテクスチャーを目指すことで、マスクにベタベタとリップがつきにくくなります。
リップの使用アイテム例
- CHANEL/ルージュ アリュール リクィッド パウダー 952 エヴォカシオン(リップカラー)
顔まわりが綺麗に見えるスクラブ
マスクを着用していると、顔周りが重く見えてしまう場合があるでしょう。
ここでは、顔周りが綺麗に見えてマスクメイクが映えるおすすめスクラブをご紹介します。
ジェラート ピケ&クラシコ 白衣:カーヴィースリーブトップス
襟元や袖口がジェラート ピケらしい可愛いデザインの白衣です。
本記事の動画内でモデルさんが着用しているホワイト×ネイビーは、ネイビーのラインがデザインのアクセントになっています。カップケーキのような可愛らしいカーヴの襟元は首周りをスッキリと綺麗に見せ、マスクメイクも映えるでしょう。
マスクメイクは血色感がポイント!
マスクメイクでは頬周りがマスクの下に隠れてしまうため、血色感を出すことがポイントになります。プロのコツを取り入れることで、マスクを着用する職場でも清潔感を保ちながらメイクやおしゃれを楽しめるでしょう。
モデル着用
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ABOUT Classico クラシコについて
「なぜかっこいい白衣がないのか?」私たちクラシコは、医師の一言から白衣づくりを始めました。2008年の創業以来、いつもきれいで気持ち良く仕事ができる、そんな医療ウェア作りを目指してきました。スタイリッシュでお洒落なシルエットの白衣、そして着る人の気持ちを幸せにし、自信を溢れさせ、ときには気持ちを引き締め、患者さんや医療従事者のまわりの人たちに良い印象を与える白衣を目指して医療ウェアを作り続けています。
医師が一度は着てみたい白衣ランキング1位に選ばれ、白衣をはじめ、スクラブ・ケーシー・ナース服・聴診器や、医療チームの一体感を高めるチーム白衣・病院ロゴ刺繍なども承っています。
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