医療白衣のシワとほこり汚れを防ぐ保管方法をご紹介
白衣は清潔さがとても大切ですが、季節によって洗濯やクリーニングに出した後でも花粉や黄砂など、ちり・ほこりがつく可能性があり、注意が必要です。また、白衣の素材次第ではシワもつきやすいこともあります。
白衣は、シワがあると清潔感が無いように見られることもあるため、できるだけシワがない状態で着たいものです。本記事では、白衣のほこり汚れやシワを防ぐ保管方法について詳しくご紹介します。
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白衣の保管方法に気をつけたい理由
白衣を洗濯したり、天日干しして手入れをしても、季節によっては花粉や黄砂などちり・ほこりがつきます。また、クリーニングに出したとしてもビニールカバーをかけたままにしておくと「花粉がつく」、「カビの発生」の原因になるので注意しなければなりません。
花粉・ちり・ほこりの対策をしないままにしておくと、着用時に花粉アレルギーを感じたり、白衣自体が傷んでしまいかねません。「せっかく購入した白衣なのだから長期間着たい」と多くの方はお考えでしょう。長く着るためにも、白衣の保管方法には十分に気を遣いたいものです。
また、意外と見落とされるのが白衣を自宅の部屋や事務所でハンガーなどにかけたままにしておくことです。室内にかけたままにしておくことも、臭い・ほこり・汚れなどが付着する原因になるため注意しましょう。
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おすすめの白衣の保管方法
白衣の花粉・ちり・ほこり対策
洗濯やクリーニング後、白衣に花粉やちり・ほこりなどをつけないための保管方法にはいくつかポイントがあります。
白衣のちりやほこりにはブラッシング
目に見えにくいちりやほこり対策には、専用ブラシを使ったブラッシングがおすすめです。ちり・ほこりもカビの原因になるため、1日1回はブラッシングをすると良いでしょう。
ポイントは「毛先が柔らかいブラシを使用」、「上から下にブラシをかける」の2点です。
毛先が硬いブラシでは白衣の生地を傷めるため、力を入れず、軽くささっとかけるようにしましょう。
ブラシ後、シワ伸ばし用の霧吹きを使うとちり・ほこりとシワの両方を対策できるので便利です。
洗濯洗剤は生地別で変える
洗濯洗剤は白衣の生地によって使い分けるのもコツです。基本的に、生地を傷めにくい中性洗剤を使用し、落ちにくい汚れのときは弱アルカリ性洗剤を使います。
ただし、ウール製の白衣は生地が特に傷みやすいので、中性洗剤以外は使わないほうがいいです。
洗濯洗剤には粉末タイプと液体タイプがありますが、綿やポリエステル製の場合は粉末洗剤が汚れを落としやすいのでおすすめです。ウール製は傷みにくい液体洗剤が向いています。
皮脂汚れが落ちにくいときには、しつこい皮脂汚れにも効果的なクレンジングオイルで手洗いするのも良いでしょう。
襟汚れが気になる方は、襟汚れの手入れに関する記事をぜひご覧ください。
脱水時間はシワ予防のために短めにするのもコツです。特に、ポリエステル製の白衣は長い脱水でシワになりやすいので、短め(1~2分程度)にしましょう。
急いでいるとき以外は乾燥機は使用せず、シワを伸ばしてから干します。干せたらアイロンをかけてシワがない状態にして出来上がりです。
洗濯後は糊づけしてシワ防止
洗濯後の糊づけは汚れを付着しにくくし、シワ防止にもなります。糊づけは洗濯機に適量の洗濯用の糊を入れ、全体的に行き渡らせてから脱水するだけです。
白衣によっては糊づけが向いていないものもあるので、前もって確認しておくと安心です。手間を省きたい方は、形状記憶素材やシワ防止加工がしてある白衣を購入するのも良いでしょう。
厚めの木製ハンガーで白衣を保管
洗濯やクリーニング後の白衣は厚めの木製ハンガーにかけておくのがおすすめです。木製ハンガーは静電気を帯びにくいメリットがあり、厚めのものを使用することで型くずれもしにくくなります。
クリーニング後のビニールカバーは必ずはずしましょう。ビニール製のカバーは静電気でちり・ほこりが付着しやすくなりますし、湿気が逃げにくいのでカビの発生につながりやすいのです。
また、保管はできれば風通しが良い場所にすると、カビの発生防止に有効です。
シワになりにくい白衣の素材とは
白衣のシワ防止には、素材選びから見直してみましょう。シワになりにくい素材として、ポリエステルやジャージー(反物のように編んだニット素材)があります。
白衣の素材には他の素材と混合したハイブリッド生地が使用され、通気性やシワになりにくいなどメリット部分を伸ばした使い方をされています。
スタイリッシュな新ジャージー素材白衣
ジャージー素材は伸縮性の良さが人気ですが、クラシコの「ジャージージャケット・LUXE」は40Gという編み機を利用し、素材も表にはサモーラ糸、内側にはスーピマ綿を使用しています。
そのため、表側はシルクのように美しい光沢と手触りの良さ、内側は肌触りの良さに加え、通気性と吸湿性の良さがあるのが特徴です。
「速乾性」や「新ジャージー素材ならではの伸縮性」などメリットも多くあります。
通気性が良く、シワになりにくい和紙系ニット
白衣の素材として注目されている素材として和紙があります。和紙は熱を伝えにくく、蒸れにくいのが特徴です。熱伝導率は空気が最も低く、その次に低いのが和紙なのです。
和紙の特徴を最大に活かした上で、生地が伸びて体が動かしやすいニット素材を混ぜたハイブリッド素材の白衣がクラシコの「WASHI LABコート」。
「WASHI LABコート」はアイロンする必要がないほどシワになりにくく、機能性の高い白衣です。
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毎日、長時間着る白衣は着心地の良さを考えて選ぶのが基本ですが、「忙しいときも簡単に手入れできる」点を考えておくのもポイントです。
汚れやシワ防止加工がされている素材の白衣を選んだ上で、清潔でシワがない状態で白衣を着るためにも、保管方法にはぜひ気をつけましょう。
ABOUT Classico クラシコについて
クラシコではシワになりにくく、ノンアイロン対応の白衣の素材開発に取り組んでいます。
「なぜかっこいい白衣がないのか?」私たちクラシコは、医師の一言から白衣づくりを始めました。2008年の創業以来、いつもきれいで気持ちよく仕事ができる、そんな医療ウェア作りを目指してきました。スタイリッシュでお洒落なシルエットの白衣、そして着る人の気持ちを幸せにし、自信を溢れさせ、ときには気持ちを引き締め、患者さんや医療従事者のまわりの人たちに良い印象を与える白衣を目指して医療ウェアを作り続けています。
医師が一度は着てみたい白衣ランキング1位に選ばれ、白衣をはじめ、スクラブ・ケーシー・ナース服・聴診器や、医療チームの一体感を高めるチーム白衣・病院ロゴ刺繍なども承っています
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