クラシコの白衣・スクラブをクリニック全体で導入する事例が増えています。
今回は、2016年6月開業に合わせてユニフォームに
クラシコを採用した松本デンタルオフィスをご紹介します。
松本デンタルオフィス院長
松本 圭史
2005年、日本大学歯学部卒業、日本大学歯学部歯科補綴学第Ⅲ講座に入局。2006年、日本大学歯学部大学院入学。 2010年に卒業し、日本大学歯学部歯学部歯科補綴学第Ⅲ講座 助教となる。2013年より、同専修医として勤務したのち2015年に退職。 2016年6月、東京都東大和市に「松本デンタルオフィス」を開業し、現在に至る。趣味はカメラと自転車。
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患者さんには院内で不安な気持ちを持ってもらいたくないので、
モダンな雰囲気の中にも温かみを感じられるように工夫をしています。
”
これまでのご経歴と開業の経緯を教えてください
父が歯科医をしていましたので、当たり前のように、自分も同じ道に進みました。
開業医の父は、昔ながらの歯科医として地元で親しまれ、毎日、たくさんの患者さんを診療しています。
その姿を見ていて、僕は父とは違う観点から、一人一人の患者さんに時間をとって、高度な医療を提供する歯科医になろうと決めました。
それで大学病院で10年間勤務してから、この地に戻って2016年6月に開業したんです。
地元に根付いて仕事をしている父と同じ建物に開業したのは、大学病院並みの、より高度な医療を提供できるクリニックを開業するのが夢だったからです。 それでもともとマンションだった2階と3階部分を改装しました。「郊外にある総合歯科医療を提供できる歯科医院」がコンセプトです。
院内を拝見するとインテリアにこだわりがあるようですね
歯科医師にならなければ建築家になりたかったぐらいなので、図面は自分で引きました。あえて歯医者っぽくなくしようと思って、 2階は医療器具を置かずに受付と待合室のみ。病院に入った瞬間に感じる、歯医者のにおいを失くしたかったんです。天井や壁などあちこちに、奥行きや開放感を感じられる工夫を施しているんですよ。
内装のコンセプトについて教えてください
インプラント治療などの手術で、患者さんには不安な気持ちを持ってもらいたくないので、モダンな雰囲気の中にも温かみを感じられるよう、
木目を活かしたインテリアにしたり、北欧系の家具を置いたり。待合室も家のリビングルームのような雰囲気にしました。待合室のテーブル席は、カウンセリングルームとしても使えるよう工夫しています。
歯科専門の内装業者さんだと、一般的な歯科医院になりがちです。建築、インテリアデザインは歯科医院専門ではない、知人の紹介で教えていただいたプラネットワークスさんにお願いしました。
プラネットワークスさんは、FURLA青山本店などを手がけ、家、ビルの作りが私が考えているクリニックのイメージにピッタリだったのです。おかげで素晴らしいクリニックになりました。
診察室にもセンスを感じます
診察室は全室個室で、ドイツ製のKaVoのユニットシステムを設置しています。 長時間の治療でも快適な座り心地ですし、自動水洗浄機能を搭載しているので衛生管理も完璧です。
パンフレットや病院のロゴマークなど、いろいろなものにこだわっているんですね
病院のロゴは多くの人の目に触れ、ずっと使用するものですから、こだわりたいものでした。 そこで、ユニクロのヒートテックのロゴデザインなどを手がけているデザイナーの木住野彰悟さんにデザインを依頼しました。 優しい雰囲気が出ていて、自分でも気に入っているんですよ。病院や治療内容について分かりやすく説明するパンフレットも数種類、用意しています。
そのようなこだわりのなかで、クラシコを選ばれたのはなぜですか
生地や縫製がしっかりしていて、病院の雰囲気に合ったものを着たいと思っていました。
クラシコのことは以前から知っていたので、開業前にオフィスに訪問して試着させてください、とお願いしたんです。
全部の色を着てみたら、意外にブラウンが良くて自分の白衣に決めました。
ほかにも歯科衛生士はマゼンタ、助手はボルドー、麻酔担当はダスクブルー、矯正担当はブルー、と同じデザインで色分けをしています。
病院のロゴとスタッフの名前の刺繍を入れています。位置は患者さんからの見やすさを考えてこだわりました。スタッフたちも、生地がしっかりしていて着心地がいいと言っています。
これからの夢や目標を教えてください
都心まで出なくても、ここで大学病院並みの治療が受けられることを、もっと多くの人に知ってもらいたいですね。
